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2024/05/28

このミカンで幸せを感じて【ネットワーク東海5月2週号 】

〝年中みかんがとれる町〟として知られている御浜町で「ふくだ農園」代表の福田大輔(ふくだ だいすけ)さん(45)は、6品種以上のミカンを栽培する。
一押しのミカンは、9月ごろに収穫が始まる「味一号(品種名『みえ紀南1号』)」。極早生品種で果実が青いが、とても甘く、こくがあって切れもあり、この地域にしか出せない味だという。
たくさんの人がおいしいミカンを食べて、幸せな気持ちになってくれたらとの願いを込め「福々みかん」のブランド名で販売する。
横浜市で生まれ育った福田さんは「夢中になれるものを仕事に」との思いから、長年働いた港湾関係の会社を退職。家族3人で移住先を探す旅に出た。偶然通りかかった三重県熊野市で熊野の雄大な山々に魅了された。人との出会いにも恵まれたことで、三重に移住を決意。その後、御浜町の新規就農者の研修制度で栽培技術を学び、2019年に同町で独立した。
「Iターンなので、経済的にはシビアな面もあったが、周りの〝産地を守っていこう〟という熱意と、補助金などの助成が後押しとなった」と福田さん。
今後について「交流サイト(SNS)をうまく活用して、外へどんどん発信していきたい。やる気のある人に来てもらい、収量を増やしながら知名度を上げていきたい。この産地のミカンは絶品だから」と話す。

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