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2023/09/28
水稲作土作りを第一に【ネットワーク東海9月4週号 大箱】
伊勢市小木町で水稲を栽培する中川直人(なおひと)さん(69)、尚明(なおあき)さん(26)親子を訪ねました。
Q 就農したきっかけは?
直人さん 先代が兼業で農業をしていたので、自分も兼業でそのまま就農しました。
尚明さん 父の影響で、21歳の時に兼業で就農しました。
Q 米作りで一番大切にしていることは?
直人さん・尚明さん
土作りです。
生ぬかなどを混ぜ、雨風などにも強くなるように工夫しています。
また、水管理を徹底し、スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)をうまく利用することで除草剤の削減につながりました。
Q 兼業農家のメリットやデメリットは?
直人さん 米価の変動の影響が受けにくいのが良いですね。
ただ、休日の天候によっては農作業に影響が出てしまうのが困ります。
尚明さん 肥料などが高騰していても兼業で行っていれば心配ありません。
冬場に収入がない時期でも安心して農作業ができます。体が心配なので、調整しながら農作業をしています。
Q お互いに一言。
直人さん 夜勤をしながら日中は農作業もしてくれているので、お互い体を壊さないようにこれからも頑張りましょう。
尚明さん 農業の基盤づくりをしてくれていたので、不安なく就農できて感謝しています。
年も取ってきているので、日頃から体に気を付けてください。