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2023/07/10

農業の良さ知る機会に【ネットワーク東海6月4週号】

伊賀市川東で伊賀米「コシヒカリ」を約15㌶栽培するツーライフ農園・北出茂樹(きたでしげき)さん(69)。「多くの方に食べてもらいたい」という思いから、企業を対象とした田んぼのオーナー制度「水田オーナーズクラブ」に協力し、田植えや稲刈りの体験を受け入れている。オーナー企業を通じて全国から多くの参加者が集まり、大人だけでなく、子供たちも楽しめるイベントとなっている。
水田オーナーズクラブは、2009年に誕生。100社以上が参加するオーナー制度だ。鳥取県や新潟県でも、このオーナー制度を利用している企業と、協力する産地がある。
「参加した人に少しでも農業の良さを知ってもらえたら」と北出さん。今年の田植えイベントでは、参加者に積極的に声をかけ、自身も楽しんでいた。
農業体験を通じて育てる楽しさを知ってもらうだけでなく、食の大切さを伝えていくために食育ソムリエの資格を今年取得した。今後は、小学校やJAなどと協力をして生米を使ったパンを作ったり食べたりして、米のおいしさを伝えていく予定だ。生米パンは2、3時間浸水させた米をミキサーでペースト状にして生地を作るため、米粉にする必要がなく、簡単においしいものができるという。
「実際にいろんなことを体験し、食を通じて一人でも多くの人たちが農業に興味を持ち、生産者になってくれたらうれしい」と笑顔で話す。

子どもたちと触れ合う北出さん

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