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2023/05/08
野菜に親しみを【ネットワーク東海4月4週号】
「農業のリアルな現場を見て頂きたい」と話すのは、四日市市「マルホ農園」の堀田健一さん(36)。
小松菜15㌃ニンジン40㌃サツマイモ10㌃茄子10㌃を栽培しており、農業を始めて10年になる。
元々は会社員として勤めていたが、祖父が農業をしていたこともあり、1年半の研修を経て農業の道へ進んだ。
就農当初、夏場は茄子と冬場には、ブロッコリーを栽培していた。「昔、この地域では茄子を作っていた」という話を祖父から聞いていたため、農業をするなら茄子を作りたいと決めていたという。周りで茄子農家が居なかったのも理由の一つだ。
昨年まで茄子をメインで栽培していたが、暖房代の値上がりで思うようにいかなかったこともあり、今年から露地で茄子を作り始め、外的要因に左右されない葉物野菜にも挑戦し始めた。
堀田さんは「野菜農家ナスケンch」という名前でYouTube活動をしており作業風景などを動画にしている。
多くの方に野菜を知ってもらうため、市内の小学校で食育の授業を行うなど、様々な活動を行っていたが、コロナ禍で活動が出来なくなり、新たにYouTubeを始めたという。
特別なことは何もしておらず、動画を撮り、後からアフレコを入れるやり方で動画を発信しているという。
「視聴者の方はリアルタイムで作業風景を見たいと思うので、動画で予習できるように少し前に配信することを心がけています」と話す。
また、農薬のことなど全て隠さずオープンに見せることが自分の動画のこだわりだという。
「冬場は焼き芋屋さんをやっているので、サツマイモの収穫から焼き芋になるまでなどを動画にまとめてアップしてみたいです」と笑顔で話した。
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